奈良に本社・本部があり、奈良を中心に展開する地場スーパーはいくつか存在する。
その中から、奈良県民が「奈良を代表するスーパーはここだ!」と思うのはいったいどのスーパーなのか。四つの地場スーパーを取り上げて、アンケートを取ることにした。
まず、そのスーパー四社を紹介する。
いそかわ
現在、奈良市・生駒市と京都府南部に「いそかわ」「パケット」の名で店舗展開するスーパー。2006年、マルヤス(大阪府)の完全子会社に。
1980年代・90年代には奈良県北部に留まらず天理市や橿原市にも出店していた、まさに古豪。今では奈良市に6店舗、生駒市に2店舗と店舗数を減らしているものの、変わらず地域の人々に愛されている。
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ヤオヒコ
北葛城郡王寺町を中心に5店舗を展開する超ローカルスーパーであったが、2007年の橿原進出以降、急激に店舗数を伸ばし、大阪府や三重県にも出店する一大チェーン(?)にまで成長。
北は北大和・富雄あたりから南は橿原市真菅まで、今や県内9店舗。したがって奈良盆地全体で知名度があり、次の出店も楽しみだ。
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おくやま
店舗数は6とやや少なめだが、店舗は駐車場が広く多くの買い物客で賑わっている。
昨年、コノミヤ(大阪府)の完全子会社となり今後が注目される。
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ヤマトー
1970年代前後にはニチイ(後のマイカル)と共に八木ラブリー(現在のヤマトー八木店)に出店したり、ジャスコ桜井店に出店したりとショッピングセンターの食品売場としての機能を果たしたこともある。
また、現在では衣料品の販売も行っている。
桜井・橿原両市民にとっては馴染み深いスーパーであるだろう。
これらの他にも中村屋、ハッスル・ヨシムラ、吉野ストアなど地場スーパーはいくつかあるが、ひとまずこの四社でアンケートをとることにする。
2020年1月17日 追記
アンケートの結果が出ました。
【アンケート企画】
— 奈良ローカル情報局 (@naralocalbot) 2021年1月16日
#10 奈良を代表する地場スーパーはどこ?
奈良県中で栄華を誇った古豪・いそかわ
県内9店舗を展開し急拡大・ヤオヒコ
コノミヤ傘下の中和の雄・おくやま
桜井橿原で古くから愛される・ヤマトー
いそかわが35%と最多票を獲得。やはり奈良県北部からの支持は絶大なようだ。また、過去にいそかわがあった地域の人々からの票も入った可能性が高い。
広域に展開するヤオヒコは26%とそこまで伸びず。いそかわやおくやまと出店地域が重なっているため、票が分散したか。
おくやまとヤマトーはまさかの一票差だった。2店舗しかないヤマトーは大健闘だ。